前前回でさくらのVPSにWordPressを建てて、前回はKUSANAGIを使ってWordPressを建て直して、今回はそのWordPressをぶっ壊してMastodonを建ててまたWordPressを建て直すとか言うことをしていました。
もうWordPressのインストールはこの短期間で5回くらいしているのでふっとばしても問題ないのですが、Mastodonは構築が非常に長い道のりだったので吹っ飛ばしたら戻ってこれる気がしません…
どうやって建てたのか
Mastodonは既に多くの人が建ててくれているので、親切な人がインストールスクリプトを公開してくれていました。それを使って建てようとしたのですが、導入されたRubyとPostgreSQLとnodejsのバージョンが古くて手動でアップグレードしたりして気が付いたら建っていました。
その後Wordpressを建てると無事証明書がガバったのでそこまで面倒を見てもらいました…
ちなみにMastodonのスタートアップスクリプトはさくらのVPSが公式に配信しているものもあります。
これで建てるとWordpressとかKUSANAGIがどうなるかわからなかったので今回は使いませんでした。
どうやって管理してるのか
Mastodonを自力で建てられないことから察せられるように私はLinuxとかGitの知識は皆無です。生まれたときからWindowsと共に育った純粋なWindowsオタクなのですが、Mastodonを2.5.2から2.6.1にアップデートしたりする過程でほたからGitやGitHubの使い方を教えてもらってなんとか自力で維持できるレベルにはなりました。(本当か?)
最近はMastodonのソースコードつっついて遊んでいるのでよくガバが発生(プロフィールページが壊れたり)していますがgit revertについてほたから講習を受けているので安心です。
CPUとかRAMのお話
最初はさくらのVPSの1GB2コアプランで運用していたのですが、おひとりさまインスタンスといえどWordpressを一緒に動かしているとRAMがカツカツなようで、WordPressとMastodonへ同時にアクセスするとめちゃくちゃ重いという自体になっていました。メモリ使用率も驚異の常時100%です。
もともと1秒もかからなかった読み込みに50秒以上かかる始末です。
流石にこれではどちらも使い物にならないしストレスがマッハなので1つ上位のプランである3コア2GBプランにしたところ、RAMに余力が生まれました。swapも減り400MBくらいはいつも空いているのでWordPressと一緒に使ってもサクサク動きます。CPUもプリコンパイルとかする時はその性能を大いに見せつけてくれて、300秒くらいかかっていたプリコンパイルが40秒前後で終わるようになりました。(RAMの開放のほうが大きそうそれはそう)
平常時のCPUとRAMの使用率はこんな感じで、どちらも安定しています。CPU使用率が上がっているのは他インスタンスからブーストを受けた影響ですが、短期間に10ブーストくらいされてこれなのでまず大丈夫です。
出来上がったもの
こうして出来上がったものがこちらです。
https://mstdn.hinabita.com/about
ほたのおかげで建てられたのでほたとどんです。
Mastodonの埋め込みクソ長いなオイ!まあこんな感じで地味にカスタムしています。こんなことをしているせいでWordPressの方が疎かになりつつあります。hinabita.comの運命やいかに…