年々進化し続ける偽物のGoophone i7 Plusのレビュー

今年もこの時期です

歴代のレビューはこちらからどうぞ。Goophone購入はこれが3回目です。

Goophone i5s
Goophone i6

2年も前なので非常に初々しさのある記事になっております。
ちなみにi6sは購入しませんでした。
というのも本家のほうで外見が変わっていなければ新しく買う必要がありませんからね。

ちなみに今回購入したのは、本家Goophoneではなく偽物のGoophoneです。
というのも、Goophoneも愛され続けて何年も経ちますから既にGoophoneの偽物まで出来ているようです。
iPhoneの偽物のGoophoneの偽物のGoophoneということになりますね。
今回はDHgateというサイトから購入しましたが、記事が長くなりますので購入過程は別記事でお送りいたします。
http://hirachon.blogspot.jp/2016/10/dhgate.html


開封

今年はいつのも箱ではありません。
本家Goophoneは毎年こんな感じの箱です。

もはやパクることを恥じないスタイル

リンゴマークとiPhoneの文字は流石にまずいですよ!
こりゃ中国で偽物が出回っても見分けがつかないわけだ…

背面もiPhoneの箱リスペクト

128GBとなっておりますが実際は8GBです。

これは商品説明にあるのですがスペック詐称していることを予め公開しております。
can show 128GB

開けたら説明書君が出てきました。

本家の細かい変更にも対応するGoophoneの鑑

Goophoneの下にはイヤホンと充電機

イヤホンも本家に合わせてBluetooth化されましたね。

イヤホンの下に充電ケーブル(Lightning)がありました。

後に検証していますがiPhone6でも使えました。

内容物一覧

本体、説明書、充電器、ライトニングケーブル、イヤホン

説明書も本家丸パクリか…?

日本語で何か書いてある!
本体の言語に日本語がないのに日本で使用されることを見越して日本語で説明する海外スマホの鑑
そのまま技適マークもパクってきてほしかったけど流石に難しかったか…

外装

正面

Goophone i6のときのような受話スピーカーの配置ミス等はありませんでした。

背面
色々とまずい

iPhone7 Plus完全再現か!?と思う人も多いと思いますが、よく見てください。

型番がA1687と書いてあります。
A1687はiPhone6s Plusの型番なので残念ながら完全に同じ外装ではなくなってしまいましたが、逆に言えばこの程度しか違いがありません。
ちなみに保護フィルムが貼ってありますが剥がしてもリンゴマークは取れません。

しっかりカメラっぽいのは2つある。

カメラを起動して動作を見たところ内側のカメラは恐らくダミーです。

1万円でデュアルカメラをガチで投入されてもこっちが困る。

外装はもはやどこを突っ込めば良いのやら…
ちゃんとイヤホン端子もなくなっていますしLightning端子は健在です。

ちなみにLightningの爪がある向きだけ実は違ってる

上がiPhone6、下がGoophoneですが、爪がある向きが違いますね。

両面使えるのがLightningケーブルの良いところですが、100円ショップの片面ケーブルだと上下逆に入れないといけません。
大したことではないですが数少ない外装の違いです。

3ヶ月くらい前にiPhone6用と間違えて買ってしまったiPhone6 Plus用保護ガラス

今回Plusの方を選んだのはこのフィルムを使いたかったからです。

これがなければPlusじゃなくてもよかったのです。

最初からついてるフィルムの下の縁がはみ出てて気に入らない

ということもあり早速張り替えていきます。

今回はAnkerのちゃんとしたフィルムなので手順通りやってみたいと思います。
保護フィルム剥がしたら汚れが(黒い画面右上)

管理体制がガバガバ過ぎなのでは?

それともバイトのおばちゃんたちが手作業で貼り付けている可能性が微レ存…?

①本体にテープを貼る

②ガラスの位置を決めてテープを巻き付ける
③更にテープを張り取っ手にする
④画面をきれいにする
⑤ガラスのフィルムを剥がし貼り付ける

めっちゃきれいに貼れました。
Anker is GOD.

とまあ茶番は置いといて実際に起動させていきましょう。

もはや想定内の起動ロゴ
ロック画面

この画像はiPhone7のデフォルトかなにか何でしょうか…?

調べてもレビューで今更ロック画面なんて載せてるところなんて見つからないしわかんない…

もはやiPhoneじゃない要素を探していかないと私のツッコミが追いつきません!!

ここからはあらを探していきます。

ロック画面
しばらく見ないうちにお前iWatchまで入ってるのか…
でもどうせアイコンだけのハリボテだろ~(ポチ

本家iPhoneとのiWatchのアプリ比較動画です。
ここまで再現しているとは恐れ入りました…

恒例のコンパネもiOS10スタイルに…

スライドさせるとちゃんとオーディオ設定にもなります…

とりあえずあらを探すべく設定を見ていきましょう!

設定までも完全一致でどうしようもない…
横画面にしたらちゃんとレイアウトも変わってる

何か本家と違うところは…

あ!指紋認証できなさそうだしTouchIDの項目をみればええんや!
あれ…できそうな雰囲気…

あっ…あっ…
(普通に指紋認識しててコメントに困るしそのまま指紋でロック解除まで出来たし偽物の偽物のくせに完成度が着々と上がってきている…)
あ、3Dタッチなら流石に物理的に無理だろ!

!?

!?!?!?!?!?

なぜだ…なぜ1万円で3Dタッチまでも実現させてしまっているのだ…

iPhoneの選別落ち部品だからなのか…?
もっと粗を探さなきゃ…(使命感)
あ、そういえばアプリにiOS10から搭載されたホームのアプリあるやん!
あれなら流石にパクれてないだろ~
既にパクられていた
言葉が出てこない

こうなったらカメラであらを探してやる!

相違点はどこ…ここ?
顔認識もしっかりしてる…
スローモーションは240FPSとかこれはもうどうすれば…

ここまでGoophoneに完敗です…
あ、appstoreなら流石に丸パクリは出来ないだろうしそれを見ればええんや!(震え声)

起動したらアップデートが来たとかなんとか
なんかそれっぽくなってる

人気のアプリが胡散臭い

バージョンが古いけど一応アプリは入れれる
ようやく荒が出てきましたね…
今までのGoophoneはAppstore開いたらGoogle Playだった!っていう落ちだったのですがついにここまでも本家を真似てきましたね…
しかもアップデートが入ったということはこいつはGoophoneの常連で定期的に真似るためのアップデートがあるということになります。
恐ろしすぎる…

ところでこいつ肝心のPlay storeが見当たりません。
というかiPhoneの偽物にPlay storeを求めるほうがおかしい気もしますが無いと通常使用に支障が出てきます。
仕方がないのでapkで直接導入しておきましょう。
ダウンロード画面でようやくドロイド君に会えました。
インストール画面でAndroidがモロに出てきてホッとします
この流れでAntutuもダウンロードして測定しましたがスコアがおかしいです。
RAM36点って何だよ…

謎のBluetoothイヤホン君

冒頭でも出てきたこいつですが、よく見たらこれは全く違う得体の知れないイヤホンでした。

思い返せば今回の本家イヤホンは今までのイヤホンをぶち切った様なデザインの奴でした

じゃあこれは一体何なんだ!?

勾玉みたいな形してるけど本家よりデザイン良くない?
これより今世紀最大の謎に挑みます。

開封

説明書と専用充電器が出てきました。

説明書には使い方の手順が書いてありました。
  1. ボタンを3秒押す
  2. スマホとペアリングする
  3. おわり

って感じのことが書いてあります。

一体このデザインはどこから…
専用充電器が壊れたら終わりですね…

 実際に使ってみたいと思います。

ボタンを3秒押したら点滅しだしました。
ちゃんとお互いBluetoothが動作していました。

聞こえる聞こえる…けどこれをどうレビューすれば良いんだ…

オーディオ関係は苦手だけど音質があまり良くないのはよくわかった。
あとBluetoothイヤホン全般に言えることだけどラグで音ゲーがままならないので私はiPhone7は相場下がっても買うことはなさそう。

と、ここまでレビューしたところで事前に用意したスクショがまだいくつか残っています。
でも私のツッコむ気力が残っていないのと文で流れにする力を使い果たしてしまいましたのでスクショを置いておきます。
あとは察してください。

1枚目はホームボタン2回触ると近寄ってくるやつ

Android固有設定もiOS風になっています。
ちなみにパソコン繋いだら容量は2.55GB使えるみたいです

 買いたい人はここから買うと同じものが手に入ると思います。
http://www.dhgate.com/product/dhl-free-goophone-i7-plus-5-5-inch-mtk6580/389828033.html

また、この機種はジョークグッツの一種です。
Goophoneは既に大量の種類があり全てのGoophoneがこのような仕様では有りませんので、私は責任をもてません。

4 Replies to “年々進化し続ける偽物のGoophone i7 Plusのレビュー”

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