2000円のスマートウォッチと聞いてピンと来る人もいるのではないでしょうか
Amazonでよく売られているU8っていうスマートウォッチです
なんで中華スマートウォッチってZ1とかS6とかU8とか区別しづらい名前ばっかりなんでしょうか
正式名称はYuntab Bluetooth smart U8 watchって言うらしいです
Yuntabってなんだよって思いましたが調べてみたら中華のスマホやタブレットのメーカーでした
Q.なんでハイエンドスマートウォッチ持ってるのにこんなの買ったの?
A.2000円クオリティが知りたかったからっていうのとブログのネタがなかったから
それとサイバイマンデーをAmazonが開いていてなにか手の届く範囲で面白いもの買えないかな~ってAmazonを見ていたら安くなているこいつを見つけたのでつい買ってしまいました
プライム会員なので朝注文したら夜届きました
Amazon恐ろしや
ちなみに基本的に中国から発送されたりAmazonから発送されないものを多く買う僕には珍しくお急ぎ便が適用された機会でした
まあ前置きはおいておいて2000円クオリティを見せてもらいましょう
いつものAmazonの箱に鎮座する2000円 |
2000円のくせに偉そうな梱包してるなお前
もっと環境に優しい梱包使ってホラホラ
2000円の箱 |
えぇ…なにもバーコードを商品イメージに思い切り被せなくてもええやん…
バッテリー230mAh
通話3時間
待機160時間
言語は日本語非対応
カメラの遠隔操作可能
ペドメーター(歩数計)
アラーム、スマホ忘れ防止、バイブ、ストップウォッチ、電話帳、
オプションでバーローメーター(気圧計)、気温計、高度計、FMラジオの機能があるそうです
FMラジオは入っておりませんでしたが他の機能はありました
いざ開封の儀
オプションでバーローメーター(気圧計)、気温計、高度計、FMラジオの機能があるそうです
FMラジオは入っておりませんでしたが他の機能はありました
いざ開封の儀
安いのにちゃんと固定されてる |
突っ込んであるかと思いましたが流石に電子機器なだけあって固定はされてるんですね
付属品 |
充電ケーブルと説明書です
説明書 |
フル中国語は流石に読めない(裏に英語がありました)
本体 |
液晶は1.4インチで普通のスマートウォッチと同じ大きさですが、とても軽いです
8割ベルトのゴムの重さで2割がプラスチックの本体の重さぐらいだと思います
どんな中華端末でも充電くらいされてるというのに…
ちなみに空っぽで放置するのが充電式バッテリーを一番劣化させるらしいです
起動した |
画面解像度低すぎぃ!128×128の液晶とか始めてみましたよ
800×480の4インチスマホの半分くらいのdpi何じゃないですかね?
とりあえず入っているアプリケーションを見ていきましょう
左上から、通話(番号手打ち)、SMS、連絡帳、通話履歴
省電力モード、QRコード、通知一覧、遠隔カメラ
スマホ忘れ防止、設定、カレンダー、アラーム
電卓、高度計、スリープモニター、セデンタリー?
歩数計、温度計、Bluetooth、音楽
音量設定
いろいろ入っていますが何の機能なのかわからない物も多々あります
とりあえずスマホとペアリングさせましょう
QR codeを起動させてスマホで読み込み、リンク先のサイトでアプリをDLします
情報源不明のアプリの許可をしないとインストールできないってそれ一番 |
アプリを入れたらまずはBluetoothを使ってペアリングをします
U8はBluetoothを開いてBluetoothをONにしてください
Bluetoothの感度は良くすぐペアリングできました |
ペアリングをするとすぐに日付と時刻がスマホと同期されました |
ネットに繋がらないスマートウォッチってこうやって時間合わせるんすね~
この辺は非常に評価できます
ヴーヴーヴー
既存の通知がまとめて送られてきました
どうやら「ー」が文字化けしてしまうそうです
アプリのアイコンが表示されているあたりBluetoothでアイコンの画像まで送っているのでしょうね
ちなみにBluetoothは最大1Mbpsの速度が出るので画像を送ることも意外と簡単だったりします
ちなみに不要な通知は通知画面のOptionからブロックすることができます
スマホのアプリからも通知の設定ができます
ではペアリングも終わったところでアプリケーションを試していきたいと思います
BT music(音楽再生)
起動をするとこんな画面に |
えぇ…お前から音が出るんかい!
スマホから流れる音楽をU8で操作をするのかと思っていたのですがU8からスマホに入っている音楽が流れ出しました
音質は2000円クオリティです
どんな感じに動作するのかと、音楽を再生させた様子を動画に撮りました
よろしければどうぞ
よろしければどうぞ
ちなみにどんな状況でも通知はポップアップで表示されます |
Camera(遠隔シャッター)
スマホのカメラを占有するので撮影中の画像が取れないのですが、fps2くらいの描写速度です
ピントもスマホ側からもU8側からも合わせることができないので遠隔監視カメラにぐらいしかなりません
修羅場にスマホを置いていきスマートウォッチで修羅場を見るのが無難じゃないですかね
その修羅場に遭遇できるかが問題ですが
ちなみに音声はスマートウォッチ側に来ません(なんでこういう時には音出ねぇんだよ
Anti lost(スマホ忘れ防止)
上がスマホを探す機能、下がスマホと接続が切れたとき用の設定 |
正直スマホを忘れることはたまにありますがそのためだけに起きる通知には耐えれませんね
だって常時スマートウォッチをしてるわけでもないし一度なりだすと自分で止めないとずっと鳴り続けてうるさいし、私事だけどスマホと10m以上離れること結構あるし…
僕は使いませんが普通に動作するのでこういう機能が欲しかった人にはおすすめです
気圧計温度計
気圧976hPaって台風状態じゃないんですかね?
詳しくないんですけど室内とかそういうの関係あるんですかね
この時は雨でした
ちなみに30℃は絶対おかしいです
端末自体が30℃か?と聞かれてもそこまで熱くなかったし気温は微妙
電卓
普通 |
スマートウォッチの電卓はどれもこんな感じです
音もそこそこ出るので使えるのではないでしょうか
設定
いろいろ弄れますが2000円でできそうなことしか弄れません
この設定画面を見るとAndroidスマートウォッチっていろいろ弄れたんだなって思えます
ちなみに壁紙の設定があるんですけど黒地のものしかなくて、追加できそうにないんですが一体何のための設定なんですかね?
ロック画面を2種類から選べます
デジタル表記がおすすめです。アナログ表記は解像度も相まって見難いです
misc setteingからバックライトの明るさと消灯時間も決められます |
多分この機能が設定項目で一番設定してる感じがする項目です
カレンダー
小さいだけあってめっちゃ小さい |
予定の設定などはできません
見るだけですが日付と曜日は最低限わかるので許容範囲ではないでしょうか
むしろカレンダーに予定を入れたりする人ではないのでそんな機能いらないんですけどね
電話
という風に2000円にしてはなかなかの活躍を見せる彼ですが、我が家には定価3万円強のUNOVA Iron Man君がいるので、彼と比較をしてみましょう
電話
U8側から発信できます |
スマホを通してのダイアルなので日本にかけられます。安心してください
ちなみに、通話品質がどのくらいなのかは動画で公開しております
下の動画をどうぞ
という風に2000円にしてはなかなかの活躍を見せる彼ですが、我が家には定価3万円強のUNOVA Iron Man君がいるので、彼と比較をしてみましょう
左 UNOVA Iron Man 右 U8 |
まずは両者を紹介するだけのつもりが、既に液晶の品質でIron Man君が威圧してきてます
次は外観を比べてみましょう
写真だと対して質感が変わらないように見えますが、U8はツルツルのプラスチック
Iron Manはマット加工された金属です
もちろん金属ですので重量もありますが、防水でSIMが入りバッテリーが700mAhなので性能からすれば妥当です
むしろ作りこみがしっかりしていて高級感が出ています
次はアプリ面を見ていきましょう
言うまでもなくIron Manに軍配が上がります
まずPlayストアがありますからね
Iron Manの通知をU8が受け取るという立場にもなれる以上アプリ面は完全敗北です
次はつけ心地です
スマートウォッチ2台持ちは流行らない |
Iron Manは今まで重いと思っていたのですが、U8はつけてる感覚がありません
とても軽いのでつけていても苦にならないんですよね
ただ、2000円なのでゴムは安っぽいしベルトの留め具が巻き方次第で腕に当たっていたいです
通知のバイブを感じたいので少しきついくらいにしてあるのですが留め具が腕にあたってしまいます
Iron Manは金具が当たらないよう加工されているあたりハード面での作りこみは流石に勝てませんね
結論
2000円にしてはスマートウォッチの基本的な機能を兼ね備えている
ただ、スマートウォッチで遊びたい場合はAndroidOSを入れているスマートウォッチのほうが114514倍いいことが今回の体験でわかった
暇つぶしには2000円でいいおもちゃが買えると思えば安いものだと思います
最近ガジェットを買ってない人はたまには冒険してみてもいいのではないでしょうか
Yuntabの公式サイトを見たんですけどAppleウォッチの偽物やGalaxy GearSの偽物この会社が作っていたんですね
http://www.yuntab.com/en/index.php?ac=article&at=list&tid=335
http://www.yuntab.com/en/index.php?ac=article&at=list&tid=335