中国のタフパッド!?防水防塵でゴツすぎるBlackview BV6000のレビュー

漂うTOUGH PAD感

TOUGH PADと言うのはPanasonicが作っているごつい端末のシリーズのことです。

一時期話題だったFZ-E1くん

2年くらい前に発売されたのですが、法人向けということ、また15万という価格設定でとても入手できませんでした。

そんなこんなで月日は過ぎ、気がついたら中国でも頑丈さを売りにしているスマホが出てきました。
それがBlackview BV6000です。

耐久テスト記事はこちら
http://hirachon.blogspot.jp/2016/10/blackview-bv6000_11.html

スペックはこちら

端末名 Blackview BV6000
OS Android6.0
CPU MediaTek Helio X10
2.0GHz 8コア
画面 4.7インチ
1280×720
バッテリー 4500mAh
RAM 3GB
ROM 32GB
カメラ 前面500万画素
背面1300万画素
モバイル通信 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 900/1900/2100MHz
4G: FDD-LTEB1/B3/B7/B20(2100/1800/2600/800MHz)
その他機能 IP68 防水防塵
気圧計
MicroSDスロット
MicroUSB
IEEE 802.11b/g/n

Bluetooth4.1
GPS
NFC

今回はBanggoodから購入しました。
商品ページ


開封の儀

中華特有の袋

最近輸入しすぎてる…し過ぎてない?

プチプチの働き所さん

化粧箱

結構シンプルな箱になってます。

軽い説明が書いてありました。

御開帳

黒を基調にしたシンプルな内装です。

スマホを取り出すと紐が出てきました。
付属品たちが下に入っていました。

付属品一覧

予備の保護フィルム、工具とねじ、説明書、充電器、MicroUSBケーブル、OTGケーブル、イヤホンが入っていました。

SIMピンが入っていませんが後にその理由がわかります。

工具たち

予備のキャップとねじもいくつか入っています。

奇形端末でもあるので説明書は珍しく役に立ちました。

外装

ゴツい

下部にIP-68って書いてあるのも草生える。

中華端末で防水って言われても水場で使うには不安な機種は多いのですが、ここまで来ると安心感がありますね。

右側面
左側面

左から、カメラボタン、PTTボタン、SOSボタンです。

PTTボタンは恐らくプッシュ・トゥ・トークのことだと思うのですがトランシーバーにでもなるのでしょうか?
こういうのに詳しいやつ、至急連絡くれや。
SOSボタンは長押しすると大音量で音が出ます。
詳しい機能は後述。

上側

下側

端子類にはネジ付きで蓋がされていました。

蓋を取るとこんな感じです。
あとで風呂に突っ込んだりしていますが、よほど過酷な環境で使わない限りねじはなくても良さそうです。
あるに越したことはないですが充電のたびにネジを締めてたら朝の貴重な時間がネジ締めでなくなるとか悲しすぎる。

10/18 追記

ネジしたままでも開くことができました。これで朝の時間を食われずに済みました。

背面

ゴツゴツしてるのは他の面でも同じですが色んなマークとSIMを入れるとこにねじがされています。

付属のマイナスドライバーでトレー部分を開けることが出来ます。
SIMトレーにはゴム製の蓋がかかっていました。
DS対応です。

左側がSIM専用、右側がMicroSDも入るトレーです。

装着するとこんな感じですね。
SIMもさしたところで起動していきましょう。

起動

久しぶりのHD解像度です。

FHD液晶でない端末は久しぶりですね。

液晶自体は5インチ以下なのでHDでも問題ありません。

ロック画面

ロックを解除したら防水性能について説明が入りました。

初回起動時に説明が入るみたいです。

蓋を締めてカバーをちゃんとかけて欲しいそうです。

XperiaとかARROWSなんかもこんなのが起動時に出てきますよね。
というかよく見たらVOLTEに対応しています。
設定画面にもVOLTEの使用の有無がありましたのでVOLTEで通話ができます。

アプリ一覧

3ページ目にはTwitterだけはぶられていました。
コンパスアプリ以外は特に変わったものは入っていませんでした。

コンパスアプリで気圧と標高も計れます。

設定画面はこんな感じです。
特徴的なものを見ていきましょう。

Volume Key wake up

ボリュームボタンをスリープ時に電源ボタンとして認識させます。

電源ボタンと間違えやすい配置なのでこれは助かります。

System motion

3本指の動作でスクショやアプリ履歴を開けます。

Grove mode

グローブをしていてもタッチ操作できるようになります。

布越しで操作できたのでまともに動作しています。
OneKeySOS

横についているSOSボタンを押した際に助けを求めるのを簡単にできるようにする機能です。

予め電話の発信先やSMSの送信先を指定でき、SMSではGPSの座標とメッセージが自動で送れます。

その他

ストレージは32GB中24GBを使えます。

ステータスバーがオレンジ系にレイアウトされていました
カメラの性能は微妙です。

カメラボタンがあるので期待はしたのですがUMI Superと同じくらいです。

HOMTOM HT10くらいのカメラが中華の標準になれば良いんですけどね…

Antutuは45516点

やはり3Dが足を引っ張りますね。

NFCもしっかり搭載されております。

感想

2万円でこの作りなら良いのではないでしょうか?
ライバルになりそうなのはTORQUE G2あたりでしょうか?

MNPで丁度BV6000と同じ値段で買えるみたいですが、こっちのほうがゴツくてVOLTE対応です。
比較してレビュー出来たら面白そうですね。
防水性能ですが、お風呂場に20分沈めても問題ありませんでした。

 お風呂場で20分間お湯につけてみました。

各端子を確認してみましたが縁に水滴があるだけで浸水はしていませんでした。

もし気になった方はこちらから購入してみてください。
日本円で21000円くらいです。
Banggoodは日本向けの販売に力を入れているようで海外通販の中では安心して使える部類です。

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